ねんねこにゃんにゃん日記

こじぺとぺしにゃんはねんねこにゃんにゃん中ですので。

(座ってダラダラ遊びたい)PSVRのススメ:中篇

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VRの酔いについて

お友達に何度かVR体験をさせてもらって指摘されたのが、どうやら自分はVR耐性が強い体質らしい事。
そういやこれまでFPSなど散々遊んできましたが、実際ゲームで酔ったという経験はあまり記憶に無い。

と思ったけど遠い昔、遊ぶと発症する謎の体調不良で寝込んだゲームはありました。
キングダムハーツ(1作目)とメトロイドプライム。(メトロイドは気合でクリアした)
でもまーあの頃は3Dゲームも過渡期だったので、FOVの狭さやカメラの問題等ばらつきもありました。

で、今回PSVRを購入して数週間、まだ酔い的な体調不良を一度も発症していない為、ゲロ度に関しては雑感でしか判断できない!
(以前あたまを患った際に三半規管のリミッターが外れてしまった疑惑)

とはいえこれは酔う系のゲームだな、というのはなんとなくわかってきた。
一つは自分の位置が固定されてる系のゲームはあまり酔わない気がする。
自分がシートで固定されて景色が動くレースゲーなど、意外と酔わない部類なんじゃないかと。

で、これは酔うなと思うのが、コントローラーで自分の視点を動かしたり、前後左右に移動するタイプ。ざっくりFPS系。
スカイリムやDoomを遊んでいて、酔わないまでも、それ系の違和感は感じられた。(そして遊ぶのを止めた)

とはいえ長時間遊んでると目がかすれたり(老化)それなりの疲れは感じるので、VRゲーミングに関しては程々に自制して楽しんでおります。

ちなみに前回の記事はこちら。

で、今回はちょっぴりニッチなやつも混ぜてみた全10タイトル(ビヨンド)張り切ってどうぞ!


遊んだゲーム(中篇)

11: PlayStation VR WORLDS

[オススメ] ★★★☆☆  [ゲロ度] ★★★☆☆
ローンチに欠かせない「はじめてのWii」や「1-2-Switch」的なミニゲーム集ですが、割と侮れない内容だった。とりあえず1本ずつレビューします。

VR リュージュ

丸腰で寝かされた状態で、急勾配の車道を延々と滑走させられるゲーム。ゲームと言うより罰ゲームでしか無い。
マジ怖いし勘弁して欲しいんだけどなんか癖になってリピートしてる。

・スカベンジャーズオデッセイ

こいつはおもしれえ!AAAゲームのパイロット版的なポジションな気がする。
360度可動ビークルに乗って探索する系なので、酔う人は確実に酔う系ですが、細かい設定が無い代わりにデフォルトの調整や最適化は丁寧にされている気がします。
こういう系も対戦ゲーでなく探索モノが遊びたかったので、メトロイドプライム的なこれは結構気に入っている。

・オーシャンディセント

CMや体験レポートとかでよく見るやつ。ゲームと言うよりアトラクションですかね。
檻に入って海底を潜って行ってサメに襲われるやつ。それだけっちゃそれだけなのが出落ち感しか無い。

・デンジャーボール

こいつもおもしれえ!こういうパッケージに一番適したゲームだと思う。
はじめてのWiiのテニス的ポジションというか、昔ドリキャスであったコズミックスマッシュってゲームぽいという例えが一番近いかも。

・ロンドンハイスト

シューター系。これもそこそこのボリュームはありそうな気がします。
ただ、一応普通のコントローラーでも遊べる事にはなってるけど、実質モーションコントローラーでないとゲームとして成立しない。
冒頭のマッチョのおっさんに拷問されるくだりが無駄に怖くて長いので、いいから早くヤラせろ!と思うんですが、やっぱモーションコントローラー無いと無理っすわ。

総評

他のレビューを色々と見てみると、スカベンジャーズオデッセイがゲロゲロという理由でかなり評価を下げていますね。。。
別にファミリー層向けのタイトルも入れろとは言わないけど、もっとユル~い感じのがあと1つ2つあったら良かった気もする。。。
(ロンドンスタジオ製作だしあまり期待できなさそうだけど)



12: THUMPER

[オススメ] ★★★★☆  [ゲロ度] ★☆☆☆☆
以前にPSPlusで貰ったやつ。(だったと思う)
普通に遊んだ際は、単調だな思いつつも、音や視覚的、振動などの環境効果にメリハリが効いていて、実際遊んでみると爽快だし面白いゲームだなという印象はすでにありました。

で、VR環境で遊んでみると、それが十割増しぐらいに増幅されて、相当なカタルシスが得られる良ゲー。
性質的にじっくり遊ぶタイプのゲームではないけど、たまにサクッと楽しめるインディーゲーの秀作だと思います。



13: STAR STRIKE ULTRA VR

[オススメ] ★★★★☆  [ゲロ度] ★★☆☆☆
PS3で出てたSuper Stardust HDのリメイクというよりGeometry Wars 3みたいなツインスティックシューターって言った方がわかりやすいのか?
とはいえ現状この手のジャンルは、今は亡きBizarreよりもHousemarqueの独壇場なのでおもんない訳がないです。

メタスコア的にオリジナルよりかなり評価低めなのは謎。ただ本編と全く関連性の無いFPS視点のアーケードシューター的なモードが追加されてる。
200円ぐらいで買える当たりのインディーゲー的な面白さがあってこれはこれで面白いんですが、乗っている機体の挙動、これ酔う人は酔うやつだと思います。

Super Stardust Ultra VR (輸入版) -PS4

Super Stardust Ultra VR (輸入版) -PS4



14: Trackmania Turbo

[オススメ] ★★★☆☆  [ゲロ度] ★★★☆☆
以前にPSPlusで貰ったやつ。(だったと思う)
TRIALS HDを3D視点にした感じのはちゃめちゃアクションレース。クリエイト&シェア機能もある。
ギミックに富んだ短いコースでタイムやトリックを極めるゲームなので、サクッと遊べてVRでなくても十分楽しめるゲームです。

VR対応は独立したおまけモードとして切り分けられていますが、そこそこボリュームもあって楽しめる。
ただ、本編と違って視点変更ができない上にデフォルトの視点が変なのと、車の挙動があからさまに(カジュアル全振りというかデジタル入力的な気持ち悪い挙動)変わってるのが理解不能ではある。
単に最適化が雑なんですが、そういうもんだと割り切って楽しむ事はできる。

ただTRIALS的な、コースのリトライがワンボタンで一瞬でできるとこはとても便利。
そのおかげでムズイコースでもノーストレスだし、ついつい止め時を失ってしまうアーケードゲーのお手本のような作りだと思う。
全編VR対応の続編を期待したいです。



15: Moss

[オススメ] ★★★★☆  [ゲロ度] ★☆☆☆☆
ASTRO BOTがマリオだとすると、こちらはバンジョーカズーイという雑な例えをしてみる。
とはいえダークで毒気の含む世界観やバトル要素、若干の不親切さ難しさなどは、あながち間違った印象でもなかった。

ストップモーションアニメの世界に入ってそれを見下ろす様なステージを、絵本のページをめくるように、場面単位の短いステージが連続する形。
目まぐるしさもなく、落ち着いてじっくり楽しめるし、ディテイルの作り込みもとても丁寧で綺麗。
ついついキャラクターやオブジェクトを眺めて時間が経ってしまうこともあります。

アクションや謎解きもアイデア満載で面白く、なかなかボリュームもあるので、じっくり長く楽しめそうな定番ゲー。

Moss: VR (輸入版:北米) - PS4

Moss: VR (輸入版:北米) - PS4



16: Allumette

[オススメ] ★★★★☆  [ゲロ度] ★☆☆☆☆
以前にPSPlusで貰ったやつ。(だったと思う)
「マッチ売りの少女」をベースにした物語をVRで観る絵本のような作品。迂闊にもすげー良かった。
「Moss」の様な画面構成やストーリー展開ではあるものの、こちらにゲーム要素はなく、純粋に物語を楽しむコンテンツです。

見回す動作が多少必要となるので、立ったままでの視聴を推奨されますが、20分程度の短いお話なので我慢。
セリフの類は一切無く、キャラクターの動作や環境の変化で語るスタイルなので、VRの没入感に適している語り口だと思いました。

わかりきった結末と知りつつも、ラストシーンではVRゴーグルを濡らす事になるでしょう。
(おっさんの汗でも分泌物でもない別の何かで)



17: バウンド:王国の欠片

[オススメ] ★★★☆☆  [ゲロ度] ★★☆☆☆
以前にPSPlusで貰ったやつ。(だったと思う)
当時遊んだ時はあまりピンと来ずにすぐにアンインストールしてしまった。アート寄りのインディーゲーのよくあるやつ。

VR環境だとモリモリ動く背景など、かなり迫力があり没入感はあります。カメラの最適化は惜しい感じ。
難解そうなストーリーは先が気になりますが、ゲーム自体は退屈な部分もあり、なんとも評価が難しいゲーム。

でもVRという環境を考えたら、これぐらい淡白な程度が丁度良いのかもしれません。



18: Windlands

[オススメ] ★★☆☆☆  [ゲロ度] ★★★★★
両手から放つグラップリングフックのワイヤーアクションを駆使して、天空の城的なフィールドをモリモリ進んでいくプラットフォーマー
全体的に作りの雑なインディーゲーなので、こんなもんだろ的な期待値で望んだものの、酔いというより高いところ駄目な人は厳しいかも。

上手に進めている時はとても気持ちが良いです。
ただ、結構難度高めで、グラップリングフックの長さや掴める部分も把握しにくく、とにかく落下死が頻発する状況でのトライアンドエラーが必要。

そのうち単なる雑なレベルデザインに付き合わされている気になってしまい、30分ぐらい遊んでもう元取った気になったので遊ぶのを止めた。



19: The Elder Scrolls V: Skyrim VR

[オススメ] ★★★☆☆  [ゲロ度] ★★★★★
冒頭の馬車の場面からの処刑場、そしてドラゴン襲撃までのくだりをVR環境で体験できるのは相当胸熱でエモい。
絵的にも初代バニラかそれ以上ぐらいは出てると思うので申し分無い。

ただその後、実際ゲームが始まると、色々な調整不足や不便な面が目立つので、リバーウッドに着いた頃には、もうこれ以上遊ぶのは正直キッツいなあと思った。
今更SkyUIのmodが使えないこのゲームを遊ぶのも相当厳しい。

デフォルトの移動がワープだったり、視点が切り替え式だったりするので、まず操作やカメラをいつものFPS系のアサインにして遊びはじめました。
元々の視点が高過ぎで変更できないのもイラッと来るんですが、横の視点移動で視界が狭まったりなどの、酔い止めの工夫は一応各所で見られるものの、それとは別件のイチイチイラッと来る調整不足が加わり、1時間もしないうちにシンドくなってくる!

で、遠く背後からにじり寄って来る偏頭痛の気配と、やんわりとした胸焼けと生あくび。
あ、これ!どうでしょうで大泉さんが後部座席で死にかけてるやつや!と思って遊ぶのを止めた。



20: Doom VFR

[オススメ] ★★★★☆  [ゲロ度] ★★★★★
こちらは移植ではなく、スピンオフとしての新作なので、スカイリムよりは慎重に調整と切り落としを行っている気はします。
導入のチュートリアルも丁寧だし、元のゲーム自体もシンプルで爽快かつ豪快なFPSなので、すんなりと最初から大いに楽しめる。

結論としてはとても楽しいゲームだし、VR環境での没入感もバッチリ。テンポも速くてどんどん遊びたくなる良ゲー。
そう、どんどん遊びたい。どんどん先に進みたい。だっておもしろいんだもの!!!

だがしかし、遠く背後からにじり寄って来る偏頭痛の気配と、やんわりとした胸焼けと生あくび。
あ、これ!どうでしょうで大泉さんが後部座席で死にかけてるやつや!と思って遊ぶのを止めた。




次回予告

SUPERHOT VRとBeat Saberを購入したけどモーションコントローラー(電マみたいなやつ)無いと遊べなかった!(そらそうだ)
なので次回はモーションコントローラー(電マみたいなやつ)2本を都合したら更新します。(ダサいので買いたくない)

あと、あの見た目の割にはやたら評判の良いエイムコントローラー(両手持ち電マ)、なんなのアレ気になる。。。

後篇に続く。